過去ブログランキング:第1位 アメリカで働く その②
On 2015年1月30日 by 管理人
今日は昨日の続きの第2弾。就労ビザについて書いてみます。
アメリカの就労ビザはH-1Bワークビザと呼ばれています。OPTが大学、大学院を卒業するとついてくるのと違い、就労ビザを取得するのは大変です。アメリカで働きたい多くの人がこのハードルの高さが故に、あきらめざるを得ないことが多いと思います。
何が大変か。それはビザのスポンサーとなってくれる企業を見つけることです。就労ビザを申請するにあたり、企業がその人の雇用を保証して、就労ビザを申請してあげるよと言ってもらう必要があります。次の難関は「運」です。ちょっと前から就労ビザの発給は抽選になりました。一般用の発給枠は65,000で、大学院卒業者には追加で20,000の枠が与えられます。なので大学院へ行っている人は85,000の中の1人になればいいのですが、申込者は昨年の場合、172,500人と受付初日で定員オーバーとなり、翌日からの受付はストップしたようです。ちなみに、枠内の人数しか申し込みがなければ当然抽選はなくなり、定員になるまで受付はされます。
受付は4月1日からなので、現状だと、当日中に申し込みしないと抽選の対象にすらなりません。年に一回なので、一度落ちたら一年待つ必要があり、その間のビザは出ないのでアメリカに滞在は出来ません。ここでOPTが活用できるのですが、例えば5月からOPTを始めたとします。次の就労ビザの申し込みは翌年の4月1日なので準備に1年あります。この間にOPT先の企業に自分を売っておけば翌年の4月前には就労ビザのスポンサーになってもらいビザの申し込みができます。この時、抽選で漏れればOPT終了後は強制帰国です。雇用主としては来年まで帰ってこない人にポジションを空けておく必要はないので来年もう一度スポンサーなってもらいビザを申請してもらえる可能性はかなり下がると思います。
一応私の場合のスケジュールを書くと、
2015年12月:卒業
2016年1月:OPT開始
2016年4月1日:H-1Bビザ申し込み
2016年1月:OPT開始
2016年4月1日:H-1Bビザ申し込み
となり、抽選に漏れればOPTが終わる2016年12月で強制帰国となります。OPT開始から就労ビザ申請まで時間がないので、自分を売り込む時間もなく、仕事を見つける段階からスポンサーとなってくれる雇用主を見つける必要があるのであまり好ましいパターンではありません。
一番いいのは5月~6月に卒業するパターンです。そうすればOPT期間に自分を売り込む時間とビザの準備時間が十分あります。
一度就労ビザが発給されると3年間有効で、その後3年間の延長申請が出来ます。なので就労ビザでは6年間の滞在が出来るのですが、その後は永住権申請プロセスへ入るか帰国するかの選択になります。永住権を申請する場合は就労ビザステータスの5年目にそのプロセスに入る必要があります。
今まで書いてきたように、就労ビザは「実力」と「運」の両方が必要になってくるために、取得するのが難しいビザとなります。明日はGreen card(永住権)について書いてみます。
コメント